ラララ♪荒浜コンソーシアム第3回協議会

第3回協議会では、前回に引き続き、主に先進事例研究として、以下3組よりご報告を頂きました。

 みーんなの公園プロジェクト様の報告からは、遊び場をテーマとしながらも“インクルーシブ”という言葉、考え方を学ぶことが出来ました。日本ではあまり浸透していない“インクルーシブ”という言葉の意味、そして意義について、参加者には深く考えさせられることが多かったように思います。また、実例として、アメリカ カリフォルニアのインクルーシブ公園の動画、写真を紹介頂いたことで、言葉だけでなく映像としても情報を共有することが出来ました。

日本では1990年代半ばからユニバーサルデザインの考え方が知られ始めましたが、散発的で、全国的に広がりをみせることはありませんでした。しかし、柳田様、矢藤様のお話の中の「個人の特性や背景などの違いに関わらず、あらゆる子どもがともに遊び、育ちあえる場を提供する、そして多様な子どもへの理解を」という考え方・思いは、今後、子どもに限らず、どのような人にも繋がっていく、未来の希望となるような明るさを感じることが出来るお話でした。

 設置者の管理責任・リスクに関する考え方や、企業や地域からの寄付に関するお話について、実際の事例などをもとに意見交換を行いました。特に、アメリカではこうした公園を作る際に寄付で成り立っている部分が大きく、募金などの金銭面だけではなく、労働の提供も含まれ、それらがオーナーシップマインドを醸成していく仕組みとしても機能しているというお話は、本事業においても大変参考になりました。

 美食俱楽部ネットワーク様の報告からは、シェアキッチンを軸としたビジネスモデルについてお話頂きました。全国10か所で展開されており、一律の考え方・料金で運営するのではなく、それぞれの地域性やテーマ、目的、特性、相性などに合わせた設計・運営を柔軟に対応されています。

1みーんなの公園プロジェクトの活動

みーんなの公園プロジェクト

柳田 宏治様(倉敷芸術科学大学)

矢藤 洋子様

みーんなの公園プロジェクト

2会員制のシェアキッチン&ダイニング「美食倶楽部」

美食倶楽部ネットワーク

       主宰 本間 勇輝様

https://bishok.club

https://note.com/txoko

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