海辺の被災地
仙台荒浜の
復興に向けて
東日本大震災の津波で被害を受けた荒浜の防災集団移転跡地を借用し、コミュニティファームを中心としたインクルーシブな多世代交流拠点を新たに築き、賑わいあるコミュニケーションの場を目指し取り組んでいます。
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PROJECT

荒浜の賑わいを取り戻す新たな試み

インクルーシブパーク

構想

わたしたち今野不動産株式会社は、東日本大震災に伴う仙台市防災集団移転跡地の利活用事業へ応募し選定を受けました。 移転跡地利活用の基本理念に基づき、認定NPO法人つながりデザインセンターの協力を得て詳細な計画策定を進めています。 集団移転で分散してしまった人々の集える場、さらには子育て世帯でも高齢者でも障がいのある子もない子も、誰もが安心して、それぞれが自分らしく過ごせる場所を、インクルーシブパークやコミュニティファームを中心に、多様な人々による新しい交流により荒浜の賑わいを取り戻したい。 そんな願いを込めた試みに取り組んでいます。 また、この仙台市防災集団移転跡地利活用事業の提案内容は、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境整備の促進に資する先導的な取り組みと評価され、国土交通省住まい環境整備モデル事業の選定も得られ事業を進めております。

POLICY

構想の具体化に向けた

検討案

Inclusive place 子育て世帯、障がい者、高齢者等が
集えるインクルーシブな居場所づくり

東北で初めての
「インクルーシブ公園」
設置を予定

子育ての孤立やストレスによる虐待やネグレクトの解消に向けて、子育て世帯の交流の場、居場所となる施設と活動を創出します。 具体的には、子連れで利用できるコワーキングスペース、シェアキッチン、カフェなどの設置を予定しています。また、障がいがある子どもたちも一緒に遊べる遊具を用いた、東北初となる「インクルーシブ公園」の設置を予定しています。 健康寿命を延ばすことを目指して、高齢者のアクティブな活動の場となる施設(グランドゴルフ等)を設置します。

Landscape creation 荒浜の記憶の継承
コミュニケーションの場

鎮魂と祈りを捧げる
ランドスケープを創出

東日本大震災の被災地で、多くの命と暮らしが失われた地域であることを踏まえ、荒浜の歴史と文化を感じながら被災者への鎮魂と祈りを捧げるランドスケープを創出します。

新たな賑わいコミュニティファーム

コミュニティファームは、ブルーベリーなどフルーツ系の他にもサツマイモ、ジャガイモ、オリーブ等々、生育作物を事前に設定し、収穫やゆくゆくは加工まで体験できるような体験型農園を計画しています。 若年層から子育て世帯、高齢世帯等(例えば、保育園、幼稚園、小学校はじめ大学サークル、老健高齢福祉や障がい福祉施設の皆さんをはじめ)多様な人々を担い手として想定し、運営も様々携わってもらうことで、コミュニティの拠点としての機能も目指します。

Open outdoor space 海辺の環境資源を活かす
アンコンパクトな半屋外空間

風の通る優雅な空間づくり

荒浜は仙台唯一の海水浴場を有する海の玄関口です。 未だ当地区の海水浴場は常設はしておりませんが、海水浴シーズンのみならず、オフシーズンもサーフィンや釣り客が訪れるレジャーの場所です。 半農半漁で栄えた海の幸、自然の作物に恵まれた地域であることを踏まえ、それらに触れ合えて味わえる場を創出したいと考えています。 そうした場の空間として、海や畑遊びで砂まみれでも濡れていても、気兼ねなく利用できるパーゴラや東屋などの半屋外空間を多用する計画としています。 閉鎖的でコンパクトな都市空間と対比的に、風の通る優雅な空間づくりを目指します。

仙台市防災集団移転跡地利用活用事業

沿岸部の災害危険区域内の防災集団移転促進事業は集団移転跡地に新たな魅力を創出する場としての活用を目指し、民間の自由な発想で主体的に使っていただくことを基本としながら、多くの方々に親しまれる土地利用に向けた取組みを進めております。

住まい環境整備モデル事業選定事業

人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業は、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応して、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、先導的な取組みを行う民間事業者等を公募し、先導性が認められた事業を支援します。